![]()
インタビュー/構成:水島己 撮影:batayam
1.2人の出会い/神様がくれたどら焼き
|
|
|
|
−−松本さんが翔子さんを知ったのっていつごろだったんですか? |
|
松本 |
最初はね、僕の娘が騒ぎ出したんだよね。 |
−−当時、松本さんや風待レコードのマネージャーをされていたころですね。 |
|
松本 |
「しょこたんって可愛い子がいる」って。君のブログを見てね。 |
翔子 |
えぇ〜っ! |
松本 |
一日に何度も更新するから、何度も見るんだよね。 |
翔子 |
興奮すると50回とか更新しちゃうんです。 |
松本 |
最近だとゴキブリの回が面白かったよ。 |
翔子 |
(笑)。夜中に私の猫がゴキブリを食い殺したのをマンガに書いたんです。 |
松本 |
それは僕の奥さんが、言ってた。 |
翔子 |
えー!! |
−−松本家は一家でしょこたんのブログを見てるんですね。 |
|
松本 |
『ハチミツとクローバー』の羽海野チカさんって知ってるでしょ? あの人も君のブログ見てるって言ってたよ。ファンらしくて、「続く世界」のCDも買ったって言ってた(笑)。「綺麗ア・ラ・モード」も絶対買いますって。 |
翔子 |
もう目玉が飛び出しちゃう……。 |
松本 |
こんなこと言っていいのかな?(笑) |
翔子 |
恐ろしいですね、インターネットって……。自分の脳みその世界だけで書いているのに、松本さんや奥さんや羽海野さんまで見てくださってるなんて。 |
松本 |
意外なファンがいるんだよ。 |
翔子 |
ひぇ〜〜。びっくりしました。私がまだ18歳くらいのときに、音楽番組のレポーターで、キャプテンストライダムさんにお会いしたら、松本さんの娘さんが(マネージャーとして)いらっしゃいまして。名刺をいただいて、手が震えて落としてしまったのを覚えています。 |
−−さらにその後に、風待茶房の1コーナー、「風待俺図鑑」のゲストとしてご登場いただいたんですよね。聖子さんの曲についてインタビューさせていただきました。 |
|
松本 |
うん。そのとき僕は知らないで事務所に行ったんだけど、そこで偶然会ったんだよね。 |
翔子 |
そのときはもう本当に心の準備も無しに、大好きな聖子さんの歌について語っているテンションMAXのときにいらしたので、「ギャーッ!」となってしまって。 |
−−半パニック状態に。 |
|
翔子 |
しかも松本さんはすごいナチュラルに現れまして……。 |
松本 |
そりゃそうだよ、自分の事務所だもん(笑)。 |
翔子 |
ごめんなさい(笑)。そのとき、どら焼きをくださって、また「うわーっ!」ってなって。 |
松本 |
よく覚えているね、そんなこと。 |
翔子 |
もちろんでございます! この神様がくれたどら焼きをどうしよう、と思って。食べられないし、どこに飾ろうかと思ったんです。 |
松本 |
腐っちゃうよ。 |
翔子 |
そのあと事務所に寄ったときに、興奮しすぎて置いてきてしまって……。慌てて取りに帰ったのを覚えてます。 |
−−その後、ちょうど今日来ているカフェで、雑誌『BRUTUS』の写真の撮影(※1)をされましたよね。 |
|
松本 |
あぁ、そうだ。篠山紀信さんに撮ってもらったんだよね。あの写真は良かったね。さすが写真の神。 |
翔子 |
すごく速いのに、このカフェの昭和感がすごく出ていて。 |
松本 |
そんな枚数は撮らないんだよね、いつも。ちゃちゃっと撮っちゃう。 |
−−翔子さんの梅図かずお先生的な世界感と、松本さんの「暗闇坂むささび変化」的な世界感が見事に調和されていて。 |
|
松本 |
僕が背後霊みたいになってた(笑)。 |
翔子 |
すごくノスタルジックで、不思議な仕上がりでした。 |
|
|
|
|
|