還暦と40周年が同時にやってくるという大きな波を無事越えたので、
秋まで休ませてくれとマネージャーの平栗氏にお願いしました。
で、もうじき秋になってしまうんですが。
最近、ぼくのテーマは、ダウンサイジングで、料理が少なくなったら皿も小さくしなければならないということですね。一度増えたものを減らすのは、増やすよりも数倍困難なことです。吐息、吐息。
ぼくのCDの棚、POPSは棚の端にほんの少し残っている程度でしたが、その半分捨ててPCにとりこみIPODにしまったら、それでも12000曲ありました。
あとは棚の多くをしめるクラシックですが、その3倍あるんでね。
いつかは本の裁断とPDF化もと、遠く虚ろなまなざし。
CDは滅びゆく恐竜時代といった感じですが、まあ音楽そのものがなくなることは考えられない。錆びた流通が新しいものにとってかわるだけですね。才能ある人はそんなに心配しないでいいかも。
で、音楽業界だけじゃなく、そのあとにあらゆるメディアが続くと予想されます。
ぼくも2つの会社にわけていた業務を1つに統合します。
それにともなってこの「風待茶房」も閉店となります。ですが、松本隆本人とその作品は何も変わらず、時代を超えて存在しているので、ご心配なく。
近い未来に違うかたちで逢うことになるでしょう。
ぼくの作った作品を愛し支えてくださっている皆様には、言葉に尽くせぬ感謝を捧げたいと思います。

風待茶房・閉店のお知らせ

10年以上に渡り、作詞家・松本隆の“いま”をお伝えし、
皆様にご愛読いただいてきました風待茶房ですが、
ここでいったん終了させていただくことになりました。

風待茶房は多くの方々のご参加があって成り立っていました。
これまでご協力いただいたみなさま、本当にありがとうございます。

そしてご愛読いただきました読者のみなさまに厚く御礼申し上げます。

松本さんの今後の活動は、別の形でみなさまに
お伝えできるように、準備を進めてまいります。

またお目にかかれるのを楽しみにしています。
ありがとうございました!

2010年8月
風待茶房編集長 水島己